パソコンのシステムディスクをHDDからSSDに換装(クローン)して起動や動作を快適にするケースが増えています。
ディスクのクローン(複製)をする場合に確認しておきたいのが元ディスクの「パーティションスタイル」です。
元ディスク(HDD/SSD)と新しいディスク(HDD/SSD)の「パーティションスタイル」をそろえておかないとディスクのクローン(複製)はできません。
いま使っている元ディスクのパーティションスタイルがMBRまたはGPTなのかを事前に確認しておきましょう。
この記事では、SSDやHDDがMBR(マスターブートレコード)なのかGPT(GUIDパーティションテーブル)なのかを調べる方法を紹介します。
パーティションスタイルがMBRかGPTかを調べる
- 画面左下のスタート(Windowsマーク)を右クリックします。
- 選択リストから「ディスクの管理」をクリックします。
「ディスクの管理」の画面が表示されます。
ディスクの管理画面の左下(赤枠)にパソコン内のドライブが表示されています。
下の画像では3つのドライブが接続されています。
- パティションスタイルを調べるドライブの枠(赤枠)を右クリックします。
- 選択リストから「プロパティ」をクリックします。
指定したディスクのプロパティ画面が表示されます。
「ボリューム」タブをクリックします。
「パーティションのスタイル」に「GUIDパーティションテーブル(GPT)」の表示があるので、このディスクのパーティションスタイルは「GPT」と判断できます。
ちなみに、パーティションスタイルがマスターブートレコード(MBR)の場合には以下のように表示されます。
まとめ:SSD/HDDのパーティションスタイルを確認しよう
SSDやHDDのフォーマットを行う操作のなかで「ディスクの初期化」を行う場合に、2つの「パーティションスタイル」の選択があります。
- MBR(マスターブートレコード)
- GPT(GUIDパーティションテーブル)
ディスクのフォーマットスタイルを決定する項目なので、パソコンの構成やディスクの容量を確認した上でMBRまたはGPTを選択します。
使用中のパソコンの内蔵ドライブを交換する場合に、システムディスクなどの場合にはEaseUS Todo Backup Free やパーティションマネージャー などの「クローン」でディスク内容の複製を行う場合があります。
元ドライブからクローン(複製)する場合には、「元ドライブ」「新ドライブ」のどちらのパーティションスタイルをそろえておかなければクローン(複製)ができません。
ドライブのクローン(複製)をつくる前に、元ドライブのパーティションスタイルを確認しておき、新ドライブのフォーマット時にパーティションスタイルをそろえるようにしましょう。
以上、SSD/HDDがMBR/GPTなのかパーティションスタイルを調べる方法の紹介記事でした。
コメント