HDDやSSDを交換や追加をしたときに「どのくらいの読み書き速度なのだろうか」と気になったことはないでしょうか?
雑誌やWebサイトなどでは「HDDからSSDに交換してこのくらい速くなりました」なんて表にして比較している記事をよく見かけますよね。
体感なので伝えれきれない、”速さ”を数値で表すことで比較しているんですね。
そこでこの記事では、一般的によく使われている「CristalDiskMark」というアプリを使って記憶メディアのベンチマークを測定する方法を紹介します。
CristalDiskMark のインストール方法
CristalDiskMark はこちらのサイトからインストールを行います。
Crystal Dew Wold サイト
Crystal Dew Wold サイトページの中央にある「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロード方法の選択
CristalDiskMark は「通常版」と「Shizuku Edition」がありますのでお好みで選択してください。
違いは背景画像の有無です。
ファイルのダウンロード方法は「Zip」「exe」「store」の3種類があります。
この記事では一番簡単な方法として「通常版」の「store」でインストールを行う手順を紹介します。
「通常版」の「store」をクリックします。
CristalDiskMark のインストール
①「store」をクリックすると「Microsoft store」の「CristalDiskMark」のサイトが表示されます。
右側にある「入手」をクリックします。
②「Microsoft Store を開きますか?」と表示されますので、「Microsoft Store を開く」をクリックします。
③別窓でもう一度「Microsoft store」の「CristalDiskMark」が開きます。
右側にある「入手」をクリックします。
CristalDiskMarkのダウンロードが始まります。
ダウンロード後にインストールが行われます。
「起動」をクリックすると「CristalDiskMark」が起動します。
CristalDiskMarkが起動しました。
次回の起動は「スタートメニュー」から起動することができます。
CristalDiskMark の使い方
CristalDiskMarkでベンチマーク測定を行うには
- ベンチマーク測定のための設定
- テストの種類を選択
この順番でベンチマークを測定します。
ベンチマーク測定のための設定
起動後の画面から「テスト回数」「テストサイズ」「テストドライブ」の設定をします。
- テスト回数
テストする回数を1~9の範囲で指定します。初期値は”5”です。
テスト回数が多いと測定に時間がかかってしまいますが、測定の精度は向上します。 - テストサイズ
テストするサイズを50MiB~32GiBの範囲で指定します。初期値は”1GiB”です。
テストサイズが大きいと測定に時間がかかってしましますが、測定の精度は向上します。 - テストドライブ
ベンチマーク測定をするドライブを指定します。
ベンチマークテストの種類を選択
CristalDiskMarkでは5種類のテスト方法がありますので、必要なテスト項目を選択してテストします。
どれがいいのかわからない時には”All”を選んでテストすればOKです。
- 「All」・・・すべてのテストを行います。
- 「Seq Q32T1」・・・マルチキュー&スレッドによるシーケンシャルリード/ライトテスト(Block Size=128KiB)
- 「4KiB Q8T8」・・・マルチキュー&スレッドによるランダムリード/ライトテスト(Block Size=4KiB)
- 「4KiB Q32T1」・・・マルチキュー&スレッドによるランダムリード/ライトテスト(Block Size=4KiB)
- 「4KiB Q1T1」・・・マルチキュー&スレッドによるランダムリード/ライトテスト(Block Size=4KiB)
CristalDiskMark の測定結果
テストボタンをクリックするとベンチマークテストが開始します。
設定の内容にもよりますが、5分程度で測定は完了します。
まとめ:インストールも測定方法も簡単!!
HDDやSSDのベンチマークはそれほど使うものではないのですが、交換した時などには気になりますよね。
この記事で紹介した「CristalDiskMark」はとても有名なソフトで、雑誌やWebサイトでよく見かけます。ですので、自分の環境で測定した結果を比較してみることもできますね。
以上、HDD/SSD/USBのベンチマークソフト【CrystalDiskMark】の使い方の紹介記事でした。
コメント