エクセルのリボンには標準で「取り消し線」の表示がありません。
マウス操作で「フォントの設定」から「取り消し線」を選ぶ方法もありますが少し面倒ですよね。
エクセルはセル内の文字に「取り消し線」を引くショートカットキーが用意されていますので覚えておきましょう。簡単に効率よく操作できるようになります。
この記事では「Microsoft Office Professional Plus 2019」を使って解説しています。
お使いのExcelのバージョンによっては表示が異なる場合があります。
Excel 取り消し線をショートカットキーで引く
セル内の文字に取り消し線を引く
- 取り消し線を引くセルをクリック(選択)します。
- キーボードの Ctrl を押しながら 5 キーを押します。
注意!! テンキーの 5 では機能しません。
取り消し線を取る(解除)する
すでに取り消し線の入っているセルではCtrl + 5 のキー操作で消し線の解除が行なえます。
複数のセルを選択して取り消し線を引く
- マウスのドラッグなどで取り消し線を引きたいセルの範囲を選択します。
- キーボードの Ctrl を押しながら 5 キーを押します。
注意!! テンキーの 5 では機能しません。
取り消し線を取る(解除)する
すでに取り消し線の入っているセルではCtrl + 5 のキー操作で消し線の解除が行なえます。
セル内の文字の一部分に取り消し線を引く
セル内の文字の一部分にだけ取り消し線を引く場合の手順です。
- 目的のセルをダブルクリックします。(入力状態)
- 取り消し線の文字範囲をマウスで指定します。
- キーボードの Ctrl を押しながら 5 キーを押します。
Excelのリボンで取り消し線を引く操作方法
キーボードの操作ではなくマウスの操作で取り消し線を引く方法も紹介します。
リボンから「取り消し線」を引く方法
- 取り消し線を引くセルをクリック(選択)します。
- リボンの「Home」(ホーム)タブから「フォント」項目の「右下の矢印↘」をクリックします。
「セルの書式設定(フォントの設定)」画面が表示されます。
- 「文字飾り」の欄から「取り消し線」にチェックを入れます。
- 「OK」ボタンをクリックします。
セル内の文字に取り消し線が引けました。
右クリックメニューから取り消し線を引く方法
- セルを右クリックします。
- 表示された「メニュー」から「セルの書式設定」をクリックします。
「セルの書式設定(フォントの設定)」画面が表示されます。
- 「フォント」のタブをクリック(選択)します。
- 「文字飾り」の欄から「取り消し線」にチェックを入れます。
- 「OK」ボタンをクリックします。
セル内の文字に取り消し線が引けました。
ショートカットキーで取り消し線を引く
Excelのセル内の文字に取り消し線を引く方法はいくつかありますが、ショートカットキーを使う方法を覚えておくと便利です。
以上、Excelで取り消し線をショートカットキーで引く方法の紹介記事でした。
コメント