エクセル表の見出しなど、先頭の行や列または複数行・複数列を固定する方法を紹介します。
行や列を固定して常に見出しを表示させる「ウィンドウ枠の固定」
エクセル表の見出しなど、先頭の行や列または複数行・複数列を固定する方法を紹介します。
「ウィンドウ枠の固定」を使いセルを固定することで、表をスクロールしても常に固定した行が表示されるようになるので、見出しとデータの関係が判断しやすくなります。
エクセルの先頭の行・先頭の列を固定する方法
先頭の行を固定する
- 「表示タブ」を選択します。
- リボンの「ウィンドウ」から「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
- 表示されたリストから「先頭行の固定」をクリックすると先頭行だけが固定されます。
先頭の列を固定する
- 「表示タブ」を選択します。
- リボンの「ウィンドウ」から「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
- 表示されたリストから「先頭列の固定」をクリックすると先頭列だけが固定されます。
エクセルの複数の行・複数の列を固定する方法
エクセル表の先頭(1行目)から2行までとか、左端(1列目)から3列目など複数の行や列を固定する方法を紹介します。
先頭行から複数の行を固定する
エクセル表の固定したい位置(行)の1行下の行番号をクリックし選択状態にします。
例として、先頭から2行目までを固定したいのであれば3行目をクリックし選択状態にします。
- 「表示タブ」を選択します。
- リボンの「ウィンドウ」から「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
- 表示されたリストから「ウィンドウ枠の固定」をクリックすると先頭から複数行(2行目まで)が固定されます。
先頭列から複数の列を固定する
エクセル表の固定したい位置(列)の1列右の列番号をクリックし選択状態にします。
例として、先頭から2列を固定したいのであれば3列目(C列)をクリックし選択状態にします。
- 「表示タブ」を選択します。
- リボンの「ウィンドウ」から「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
- 表示されたリストから「ウィンドウ枠の固定」をクリックすると先頭から複数列(2列目まで)が固定されます。
エクセルの行と列の両方を固定する方法
行と列を同時に固定したい場合の手順です。
固定させる行と列のクロスする位置の右下のセルをクリックします。
例として、先頭から2行目と先頭から2列目を同時に固定する場合には「C3」のセルをクリックします。
- 「表示タブ」を選択します。
- リボンの「ウィンドウ」から「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
- 表示されたリストから「ウィンドウ枠の固定」をクリックすると複数の行と列が同時に固定されます。
エクセルのウィンドウ枠の固定を解除する方法
固定表示された状態を解除する方法を紹介します。
- 「表示タブ」を選択します。
- リボンの「ウィンドウ」から「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
- 表示されたリストから「ウィンドウ枠固定の解除」をクリックすると、すべての固定表示が解除されます。
ウィンドウ枠の固定でスクロールしても見出しが表示できる
エクセル表で縦長や横長のデータを閲覧する場合に画面をスクロールすると、見出しが見えなくなってデータと見出しの関係がわかりづらくなります。
ウィンドウ枠の固定を使えば、目的の位置で行や列が固定でき常に表示できるので見出しとデータの確認がしやすくなります。
画面に収まりきらないエクセル表はウィンドウ枠の固定を使って、見出しを常に表示させましょう。
以上、エクセルで行や列をを固定、先頭行や見出しを常に表示する方法の紹介記事でした。
この記事では、Microsoft Office Professional 2019 Excel 2019 で解説しています。
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