パソコンで作業している時に、日付や時刻が知りたい時、どのように確認していますか?
私の場合には、モニタ画面右下のタスクバーにある日付・時間表示で確認することが多いです。
ですが、この表示には少し不便なところがあって、曜日の表示がありません。
「今日は何曜日だったかな?」となりませんか?
Windowsでは設定を変更すれば日付の表示に曜日を追加して表示させることができます。
そこで、この記事では日付と時間の設定の変更をして、曜日を追加表示させる方法を紹介します。
※Windows 10で操作方法を紹介していますが、バージョンによって項目の表示内容が違う場合があります。
タスクバーの日付と時刻の表示
通常の表示では日付表示には曜日の表示はありません。時間と日付表示だけなんですね。
マウスを重ねると日付と曜日が表示されます。少し面倒ですよね。
日付や時刻の表示内容は変更することができますので、あなたの使いやすい表示に変更しましょう。
日付と時刻の表示を変更する手順
日付と時刻の表示を変更するには「形式のカスタマイズ」の設定画面で設定を行います。
設定画面「形式のカスタマイズ」の表示
①タスクバーの日付と時刻の表示を右クリックします。
②メニューの一覧が表示されますので「日付と時刻の調整」をクリックします。
「日付と時刻」の設定画面が表示されます。
左側のメニューから「地域」をクリックします。
※Windowsのバージョンによっては「地域と言語」と表示されています。
「地域」の設定画面が表示されます。
設定項目の「関連設定」の「日付、時刻、地域の追加設定」をクリックします。
「時計と地域」の画面が表示されます。
設定項目の「地域」の「日付、時刻、または数値の形式の変更」をクリックします。
「地域」の設定画面が表示されます。
「追加の設定」ボタンをクリックします。
「形式のカスタマイズ」の画面が表示されます。
「時刻」と「日付」のタブを使って日付と時刻の表示設定を変更しましょう。
「日付」の表示変更・曜日の追加と和暦表示
「形式のカスタマイズ」画面の「日付」タブをクリックします。
「日付」タブ内の「データ形式」>「短い形式」のテキストボックスを使って日付の表示を変更します。
データ形式(日付の表示方法)
データ形式の項目では「短い形式」のテキストボックスを書き換えて日付の表示方法を設定します。
「短い形式」のテキスト内容を下記表のテキストをコピペすると、表示結果例の表示になります。
テキスト内容を変更後に右下の「適用」ボタンをクリックすると、日付の表示が変更されます。
テキスト内容と表示結果の一覧(コピペ可)
テキスト | 表示結果例 | |
初期設定 | yyyy/MM/dd | 2019/01/01 |
西暦短縮 | yy/MM/dd | 19/01/01 |
一桁表示 | yy/M/d | 19/1/1 |
一桁表示 | yyyy/M/d | 2019/1/1 |
– 表示 | yyyy-MM-dd | 2019-01-01 |
曜日表示 | yyyy/MM/dd dddd | 2019/01/01 火曜日 |
曜日表示 | yyyy/MM/dd ddd | 2019/01/01 火 |
曜日表示 | yyyy/MM/dd ‘(‘ddd’)’ | 2019/01/01 (火) |
年月日表示 | yyyy’年’MM’月’dd’日’ | 2019年01月01日 |
- y = 年
- M = 月
- d = 日
- ddd,dddd = 曜日
データ形式を変更して、日付の表示方法や曜日の追加表示ができます。
私のおすすめは、[yyyy/MM/dd ‘(‘ddd’)’]です。曜日の表示がわかりやすくなります。
和暦・新元号(令和)で表示する
標準の日付の表示は西暦ですが、和暦(元号)で表示させる事もできます。
「カレンダー」の設定で「カレンダーの種類」から「和暦」を選択します。
「OK」または「確定」をクリックすると設定が変更されます。
タスクバーの日付表示が和暦(元号)表示になりました。
新元号「令和」にも対応しています。
時刻の表示変更
「表示のカスタマイズ」画面の「時刻」タブをクリックします。
「時刻」タブ内の「時刻の形式」>「時刻(短い形式)」のテキストボックスを使って時刻の表示を変更します。
時刻の形式(時刻の表示方法)
時刻の形式の項目では「時刻(短い形式)」のテキストボックスを書き換えて時刻の表示方法を設定します。
「時刻(短い形式)」のテキスト内容を下記表のテキストをコピペすると、表示結果例の表示になります。
テキスト内容を変更後に右下の「適用」ボタンをクリックすると、時刻の表示が変更されます。
テキスト内容と表示結果の一覧(コピペ可)
テキスト | 表示結果例 | |
初期設定12時間 | h:mm | 1:23 |
二桁表示12時間 | hh:mm | 01:23 |
初期設定24時間 | H:mm | 13:23 |
二桁表示24時間 | HH:mm | 02:34 |
午前午後 | tt h:mm | 午前 1:23 |
午前午後 | tt hh:mm | 午前 01:23 |
- h = 時
- m = 分
- tt = 午前・午後
- h = 12時間表示
- H = 24時間表示
時刻の表示は初期設定でも十分ですが、表示を変更する事もできます。
まとめ:日付表示に曜日を追加表示しましょう
タスクバーにある日付と時刻の表示は便利なのですが「今日は何曜日だった?」と考えて、結局カレンダーを見ることになっていました。
時間や日付の確認をタスクバーですることが多いので、日付の表示設定を変更して曜日の表示をさせました。
曜日の表示があるとやはり便利ですね。
時刻の表示は初期設定でも十分なので私は変更していません。このあたりは好みですね。
表示設定をする画面「形式のカスタマイズ」を表示させるまでの操作が覚えにくいですが、一回、設定をしてしまうと変更することもあまり無いので大丈夫でしょう。
以上、タスクバーの日付と時刻の表示に曜日を追加で表示する方法の紹介記事でした。
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