パソコンを使っていると、いつの間にかごみ箱内にファイルがたまってディスク領域を圧迫していませんか?
ごみ箱内にファイルがたまるとディスクの空き領域が少なくなってしまいます。ディスクの空き領域を確保するために「ディスククリーンアップ」を実行する方法もありますが、定期的に起動するのも面倒ですよね。
Windows 10では不要な一時ファイルやごみ箱内のファイルを定期的に削除する「ストレージセンサー」機能が標準であります。
この記事では、「ストレージセンサー」の機能を使って自動的に不要なファイルを削除する方法を紹介します。
ストレージセンサー機能でディスクの空き領域を自動で確保する
Windows 10では「ストレージセンサー」という機能があります。
「ストレージセンサー」の機能を使えば定期的に自動で不要なファイル(一時ファイルやごみ箱内のファイル)を削除できます。
パソコン内のディスクが不要なファイルで圧迫される前にディスクの空き領域を自動で確保することができます。
ストレージセンサーの設定方法
① デスクトップ画面右下の【Windows】を右クリックします。
② 表示された項目の中から「システム」をクリックします。
システムの情報の中から「ストレージ」をクリックします。
ストレージの設定画面が表示されます。
「ストレージセンサー」を【オン】にすれば設定は完了です。
空き領域を自動的に増やす方法の変更
ストレージセンサーの設定を詳細に設定したい場合には「空き領域を自動的に増やす方法を変更する」をクリックして設定します。
「今すぐ空き領域を増やす」をクリックすると、今すぐに不要なファイルの削除が行えます。
「空き領域を自動的に増やす方法を変更する」をクリックするとストレージセンサーの詳細な設定ができる画面が表示されます。
各設定項目を紹介します。
①ストレージセンサー
ストレージセンサーの【オン】【オフ】が設定できます。
ストレージセンサーを実行するタイミングを設定します。
- 毎日
- 毎週
- 毎月
- ディスクの空き領域の不足時
②一時ファイル
アプリで使用されいない一時ファイルを削除する設定ができます。
ごみ箱に移動してからの期間でファイルを削除できます。
削除までの期間が設定できます。
ごみ箱内のファイルを削除しない場合には「許可しない」を選択します。
- 許可しない
- 1日
- 14日
- 30日
- 60日
ダウンロードフォルダに保存してからの期間でファイルを削除できます。
削除までの期間が設定できます。
ダウンロードフォルダ内のファイルを削除しない場合には「許可しない」を選択します。
③今すぐ空き領域を増やす
以前のバージョンのWindows ファイルを削除することができます。
今すぐにディスクの空き領域を増やしたい場合には「今すぐクリーンアップ」ボタンをクリックするとクリーンアップ作業(不要なファイルの削除)が行われます。
まとめ:定期的に自動で不要なファイルを削除できる
Windows 10 の「ストレージセンサー」は定期的に自動で不要なファイルを削除できるとても便利な機能です。
CCleanerなどのフリーソフトなどを使えば更に効果があるのでしょうが、Windows 標準のアプリなので社内規則でフリーソフトが使えない場合でも使うことができます。インストールの必要がないのが簡単でいいですね。
設定をする事で不要な一時ファイルやごみ箱内のファイルも期間を設けて削除できますし、削除をしない選択もできます。
「ストレージセンサー」は、簡単な設定操作で不要なファイルの定期的な削除ができて便利なアプリです。あなたが使いやすい設定にして定期的にクリーンアップすればディスクの領域を自動で確保できますね。
以上、【Windows 10 】ストレージセンサーで定期的に不要なファイルを削除する方法の紹介記事でした。
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