Windows のパソコンで電源を切る場合には、数回のマウス操作が必要です。
「スタート」>「電源」>「シャットダウン」
急いでいる時などは、その数回のマウス操作がとても面倒じゃないですか?
キーボードを使って電源を切る方法もありますが、それでも数回のキーボード操作が必要です。
そこで、この記事ではシャットダウン用のショートカットアイコンをデスクトップに作って瞬時にパソコンの電源を切る方法を紹介します。
シャットダウン用のショートカットアイコンの作成
①デスクトップ画面の何もない場所でマウスを右クリックします。
②表示されるメニューの中から「新規作成」にマウスオーバー(マウスを重ねる)します。
③次に表示されるメニューの中から「ショートカット」をクリックします。
ショートカットコマンドの入力
ショートカットの作成画面が表示されます。
テキストボックス内にシャットダウン用のコマンドを入力します。
シャットダウン | shutdown /s /t 0 /hybrid |
再起動 | shutdown /r /t 0 |
ログオフ | shutdown /l |
シャットダウンの他にも「再起動」「ログオフ」のコマンドを使って、それぞれのショートカットを作ることができます。
テキストボックスにコマンドを入力し「次へ」をクリックします。
ショートカットの名前を付けて完成
テキストボックスにショートカットアイコンの名前を入力します。
自動で「shutdown」と名前が入力されますが、今回はわかりやすく「シャットダウン」と名前を付けました。
名前を入力し「完了」をクリックします。
デスクトップにショートカットアイコンが作成されました。
作成した「シャットダウン用アイコン」をダブルクリックするとパソコンがシャットダウンされます。
今までのシャットダウンの方法よりも簡単にパソコンの電源を切ることが出来るようになりました。
アイコンの画像変更
せっかくシャットダウン用のアイコンを作成しても、アイコンがそのままだと分かりにくいので変更しましょう。
①作成したショートカットアイコンを右クリックします。
②表示されたメニューの一覧から「プロパティ」をクリックします。
プロパティ画面の「ショートカット」タブが表示されます。
③「アイコンの変更」をクリックします。
アイコンが設定されていないので警告画面が表示されますので、「OK」をクリックします。
アイコンの変更画面が表示されます。
①目的にあったアイコンを選びます。
②「OK」をクリックするとアイコンの画像が変更されます。
アイコン画像が変更されました。
アイコンをタスクバーへ移動させる
作成したシャットダウン用のアイコンは実はとても危険なアイコンです。
というのも、「簡単にシャットダウンが出来る=間違ってクリックするとシャットダウンしてしまう」からです。
デスクトップにアイコンを置くのもいいのですが、作業中に間違ってクリックすると間違いなく無条件でシャットダウンされてしまいます。
私の場合は、アイコンをタスクバーに入れて誤クリックを防いでいます。
ここでは、アイコンをタスクバーに入れる方法を2通り紹介します。
どちらの方法でも簡単にアイコンをタスクバーに入れることが出来ます。
1.マウスのドラッグ&ドロップを使う方法
マウスを使ってアイコンをタスクバーにドラッグ&ドロップするだけです。
簡単にタスクバーに入れることが出来ます。
2.アイコンを右クリックして項目から選ぶ方法
①アイコンを右クリックします。
②表示されたメニューの一覧から「タスクバーにピン留めする」をクリックします。
タスクバーにアイコンが表示されました。
どちらの方法でも簡単にタスクバーにアイコンを入れることが出来ます。
デスクトップ上のアイコンは消去しても、タスクバー内のアイコンは残ります。
私は、誤クリック防止の為にも最初に作成したデスクトップ上のアイコンは削除して、タスクバー内だけで使っています。
シャットダウン用のアイコンはとても便利
たかがパソコンの電源を切るだけの為にショートカットアイコンを作りましたが、とても便利に使えます。
急にデスクを離れる時など、パソコンの電源を落とす作業でモタモタしたくないですからね。
記事内でも紹介していますが「再起動」や「ログオフ」もコマンドを変更するだけで同じ要領でショートカットアイコンを作ることが出来ます。必要であれば簡単に作れますね。
デスクトップ上にアイコンを置くと、間違った操作でシャットダウンをしてしまう恐れがありますので、タスクバーに入れて(ピン留めして)使うことをお勧めします。
以上、シャットダウン用のショートカットアイコンで簡単に電源を切る方法の紹介記事でした。
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