Windows 10 を使っていてパソコンの動作が遅く感じることはありませんか?
標準の設定ではファイルやフォルダを操作するときなどに様々な視覚効果を使っているので動作が重たく感じるのです。
視覚効果の設定では、デザインを優先にするとパソコン動作が重くなり、パフォーマンスを優先すると軽くなります。
この記事では視覚効果の設定を「パフォーマンスオプション」で変更し、パソコンの動作を軽くする方法を紹介します。
パフォーマンスオプションの設定で動作を軽くする
Windows 10 の「パフォーマンスオプション」でパソコン動作が軽くなるように設定を変更しましょう。
「パフォーマンスオプション」設定画面の表示
① デスクトップ画面の左下の【Windows】アイコンを右クリックします。
② 表示された一覧の中から「システム」をクリックします。
「バージョン情報」画面が表示されます。
「関連設定」の「システム情報」をクリックします。
「コンピューターの基本的な情報の表示」画面が表示されます。
左側の一覧から「システムの詳細設定」をクリックします。
「システムのプロパティ」画面が「詳細設定」タブを選択した状態で表示されます。
「パフォーマンス」の「設定」ボタンをクリックします。
「パフォーマンスオプション」設定画面が表示されました。さっそく視覚効果の設定をしていきましょう。
「パフォーマンスオプション」視覚効果の設定
「パフォーマンスオプション」の項目は4つあります。
コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する
初期の設定では「コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する」が選択されています。
使用するパソコンのスペック(環境)に応じた、最適と思われる視覚効果の設定が自動で設定されます。
デザインを優先する
アニメーション、表示方法、影などの選択できる全ての視覚効果が選択されます。
視覚効果がアップしますが、パソコンの動作は若干遅く感じる様になります。
パフォーマンスを優先する
全ての視覚効果を選択しません。
視覚効果を行わないので、パソコンの動作は速くなります。
カスタム
視覚効果を適用したい項目だけを選択して設定します。
使いたい機能だけを選択できるので、視覚効果とパソコン速度のバランスが取りやすいのでおすすめです。
いろいろと試して、あなたの使いやすい設定を探しましょう。
まとめ:視覚効果はカスタムで設定するのがおすすめ
パソコンの動作を速くしようとすれば、視覚効果は「パフォーマンスを優先する」に変更すれば効果があります。
しかし、視覚効果を全て無くしてしまうので使い勝手が悪くなる場合もあります。
私が感じたのが、Windows で表示される文字が汚くなったことです。
説明が難しいのですがアイコンの文字や、ボタンの文字などが少し汚くなりました。
視覚効果の設定で「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」にチェックを入れると文字の表示が戻りました。
この様に、「パソコン速度は重視するけど必要な機能は残す」というやり方が便利に使う方法ですね。
ちなみに私はカスタムの設定で3つチェックを入れています。
- アイコンの代わりに縮小版を表示する
アイコンの状態の画像やフォルダの内容を縮小版で表示されます。
アイコン状態ですと画像を表示させないと確認できませんが、縮小版を表示させることで大体の画像が確認できます。 - スクリーンフォントの縁を滑らかにする
表示される文字が少し汚くなります。
文字が見やすくなるのでチェックしたほうが良いでしょう。 - ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する
ウインドウを移動させる時にウィンドウの内容を表示させます。
複数のウィンドウを使っている時などは、移動中のウィンドウの内容が表示されると判断しやすくなります。
他の設定も、あなたのお好みで設定してみると良いでしょう。
パソコンの速度を落とさずに、必要な視覚効果を適度に入れるとパソコン操作もスムーズにできますね。
以上、【Windows 10】パフォーマンスを優先させてパソコン動作を軽くする方法の紹介記事でした。
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