WebサイトなどでダウンロードしたCSVファイルが「文字化けを起こしてExcelで正確に表示されない」なんて経験はないでしょうか?
CSV形式のファイルはExcelを使って表示させることができますが、特定のCSVファイルでは「文字化け」を起こして正確に表示されない場合があります。
この記事では、Windowsの標準機能の「メモ帳」を使って簡単にCSVファイルの文字化け表示を修正する方法を紹介します。
文字化けとは
文字化け(もじばけ)とは、コンピューターで文字を表示する際に、正しく表示されない現象のこと。出典元:Wikipedia
CSVファイルの文字化けをメモ帳で修正する
CSVファイルが文字化けした状態でExcelで表示される場合には、Windowsの標準機能の「メモ帳」を使って修正する方法が簡単ですのでその手順を紹介します。
①メモ帳でCSVファイルを表示させる
「メモ帳」を起動します。
①「スタート(Windowsマーク)」>
②「Windows 10アクセサリ」>
③「メモ帳」
起動したメモ帳に目的のCSVファイルをマウスで「ドラッグ&ドロップ」し表示させます。
①CSVファイルを右クリックします。
②「プログラムから開く」にマウスオーバー(マウスを置く)します。
③「メモ帳」をクリックします。
②表示されたファイルを保存する
この状態でファイルを上書き保存しましょう。
「ファイル」>「上書き保存」
③Excelで文字化けの表示を確認する
上書き保存されたCSVファイルをExcelで起動させると、文字化けしていない状態で表示されました。
文字化けが解消されました。
その場合には、CVSファイルをメモ帳に表示後に「名前を付けて保存」の方法でファイルの保存をします。
①「ファイル」>「名前を付けて保存」
②名前を付けて保存の画面が表示されますので、「ファイルの保存場所」「ファイル名」を指定します。
③「ファイルの種類」を「すべてのファイル(*,*)」を選択します。
④「文字コード」を「ANSI」を選択します。
⑤「保存」ボタンをクリックします。名前を付けて保存したCSVファイルをExcelで表示させて、文字化けが修正されていることを確認しましょう。
まとめ:文字コードでCSVファイルの文字化けを直せる
CSVファイルが文字化けする原因として「文字コード」が関係しています。
この記事では「文字コード」については詳しく説明しませんが、「メモ帳を使ってCSVファイルの文字コードを変更した」と思ってもらえればいいと思います。
Excel内で「文字コード」を変更して表示させる方法もありますが、まずは簡単にできる「メモ帳」を使った方法で「文字化け」の修正をしてみるのがオススメです。
以上、CSVファイルの文字化けをメモ帳で修正する方法の紹介記事でした。
文字コードとは
文字コード(もじコード)とはコンピュータ上で文字(キャラクタ)を利用する目的で各文字に割り当てられるバイト表現。もしくは、バイト表現と文字の対応関係(文字コード体系)のことを指して「文字コード」と呼ぶことも多い。出典元:Wikipedia
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