社内文章などはテンプレートを使うことが多く、そこで押される印鑑も電子印鑑を使っているケースが多いんじゃないでしょうか。
電子印鑑は印刷する前の書類データに印鑑を押すので、紙に印刷することも、押印後にスキャナでデータにする作業もなくなります。
もちろん重要な書類には使えないかもしれませんが、社内の簡単な回覧文書などはとても役に立ちますね。
「電子印鑑は作るのが難しそう」と思われる方も多いので、この記事ではWebサイトを使って無料で簡単に電子印鑑を作れる「Web認印」を紹介します。
「Web認印」サイトを使って電子印鑑をつくる

電子印鑑を作るサイトは、白舟書体のWebサイトから認印作成コーナー「Web認印」を使います。
Web認印 サイト
>>http://www.hakusyu.com/webmtm/
「Web認印」で電子印鑑のつくり方
「Web認印」のサイトへ移動すると、以下の設定画面になります。
各項目(4項目)を入力して「作成」ボタンをクリックするだけで電子印鑑が作成されます。
それでは、設定内容と作成方法を紹介します。
「Web認印」設定項目の詳細

① 名字
電子印鑑を作りたい名字を入力します。
ここで注意することは、どのような名前でも電子印鑑に出来るわけではないことです。
サイトにも記載がありますが、「日本の名字上位10000姓が収録されています」とあるように、よくある名字は大丈夫ですが、あまり馴染みのない名字は電子印鑑にできません。
② 書体
書体を「古印体」と「印相体」の2種類から選択します。
佐藤 | 鈴木 | 田中 | |
---|---|---|---|
古印体 | ![]() | ![]() | ![]() |
印相体 | ![]() | ![]() | ![]() |
「古印体」の方が読みやすいので使い勝手はよさそうですね。
③ 大きさ(直径)
電子印鑑の直径を「10.5mm」「12.0mm」「13.5mm」の3種類から選択します。
10.5mm | 12.0mm | 13.5mm |
![]() | ![]() | ![]() |
電子印鑑は画像となりますので、あとから自由なサイズに変更することも可能です。
④ 色
電子印鑑の色を「朱」「赤」「紅」の3種類から選択します。
朱色 | 赤色 | 紅色 |
![]() | ![]() | ![]() |
⑤ 作成
「Web認印」の作成
サイトの設定項目を入力し、「作成」ボタンを押します。
画像(PNG)とPDFの2種類の電子印鑑が表示されますので画像を保存しましょう。
画像(PNG)の保存方法
別ウィンドウで印鑑画像が表示されます。画像を「右クリック」して「名前を付けて画像を保存」から印鑑画像を保存しましょう。

他にも簡単な方法として、印鑑画像をマウスでデスクトップなどに「ドラッグ&ドロップ」で保存できます。

PDFの保存方法
電子印鑑は画像の他、PDFでも表示されます。
PDFでの表示が出来ていない場合には、ブラウザの設定変更で表示をさせましょう。
ポップアップブロックの設定私のブラウザ環境の「Google Chrome」で紹介します。

- 「アドレスバー」に表示された「ポップアップブロック」のアイコンをクリックします。
- 「http://www.hakusyu.com のポップアップとリダイレクトを常に許可する」にチェックします。
- 「完了」ボタンをクリックします。(次回から設定が有効になります)
- もう一度「作成」ボタンをクリックすると電子印鑑がPDFで表示されます。
別ウィンドウで印鑑画像が表示されます。画像を「右クリック」して「名前を付けて保存」から印鑑画像を保存しましょう。

まとめ:Web認印を使えば簡単に電子印鑑がつくれる
「Web認印」のサイトを利用すれば、簡単に綺麗な電子印鑑がつくれます。
Webサイトを利用するので、パソコン内にアプリをインストールする必要もありませんので、会社のパソコンでも電子印鑑の作成と利用が簡単にできますね。
印鑑画像(PNG)とPDFの2つの電子印鑑を一度につくれるので、WordやExcelの他、PDFのファイルにも使うことができます。
電子印鑑の作成自体が簡単なので、「書体」「サイズ」「色」の違うパターンを複数用意して、場合によって使い分けするのもいいですね。
以上、【Web認印】Word/Excel/PDFで使える無料の電子印鑑をつくる方法の紹介記事でした。
シャチハタ印で有名な「シャチハタ」ではデジタル印鑑のソフトが販売されています。
登録などの手間はかかりますが、自分で作る自身がない方でも作成ができます。
シャチハタ デジタルネーム
公式サイト>>https://www.shachihata.co.jp/dname/about/index.php
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