Lenovo ThinkPad X230 CMOS電池交換と分解手順

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lenovo X230 CMOS電池交換と分解の手順 パソコン
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ノートパソコンの「Lenovo ThinkPad X230」を持っているのですが、少し古い機種なのでCMOS電池を交換することにしました。

CMOS電池はバックアップ用のバッテリーなのでとても重要な部品です。

パソコンは1・2年前の機種なら問題なさそうですが、3~4年前、それより古い機種ですとCMOS電池(バックアップ電池)のトラブルが発生してもおかしくありません。

部品のCMOS電池は価格も安く手に入りやすい。しかも、交換作業も比較的簡単なので、長くパソコンを使用されている方はCMOS電池の交換をおすすめします。

パソコンの起動時に急に調子が悪くなって、調べてみたらCMOSバッテリーが原因だったなんて事はよくあることです。トラブル回避の為の部品交換です。

今回の作業は「CMOSクリア」と同様の作業になりますCMOSクリアが必要な場合も同じ手順で分解、組み立てを行います

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CMOS電池の交換方法と分解手順(ThinkPad X230)

CMOS電池はマザーボード上にありますので、Lenovo X230の本体を分解しながらCMOS電池の交換作業を順を追って紹介します。

CMOS電池(バックアップバッテリー)の部品調達

CMOS電池は部品の価格も安いですし、簡単に手に入ります。

正規部品を発注しても良いのですが、アマゾンなどに互換品が多数出てるので今回は互換品を購入しました。互換品で十分対応可能です。

cmosバッテリー

X230本体の分解とCMOS電池の交換手順

本体裏面からネジを取り外す

作業を始める前に、本体バッテリーを取り外してから作業を行いましょう。

X230本体の裏面から、ネジを7本取り外します。

ネジを外す位置は(画像参照)
キーボード用が2本(赤)
パームレスト用が5本(青)
小さいなネジなので(+)ドライバーの1番(#1)を使い取り外します。

裏面から取り付けネジ7本を取り外す

表側から、キーボードを取り外します

キーボードの上側(ファンクションキーの辺り)を押しながら上(モニタ側)に押し上げる感じでキーボード全体をモニタ側にずらします。

キーボードを押し上げる

キーボードの下側に隙間が出来ます。

キーボードの手前側に隙間ができる

キーボードを下から上に持ち上げるように裏返します。

キーボードの手前から持ち上げて取り外す

裏から出ている配線コネクタを外せば、キーボードの取り外しができます。

CMOS電池の交換作業ではキーボードを取り外す必要はありません。

キーボードをモニター側に裏返すと作業は進められます。

パームレストの取り外し

パームレストは上側を持ち上げる感じで開きます。

この時、パームレストの手前が本体と挟まっているので、ゆっくりと持ち上げ取り外します。

パームレストを持ち上げる

X230 の仕様によって指紋認証のセンサーが付いています。

キーボードコネクタと指紋認証コネクタ画像

CMOS電池の交換作業では指紋認証のコネクタを取り外す必要はありません。

パームレストをモニタ側に移動させるだけで作業は可能です。

CMOS電池の場所

CMOS電池の交換

パームレストの下から黄色のCMOS電池が見えます。

マザーボードに接続している白色のコネクタを抜き、CMOS電池を交換します。

CMOS電池の白色のコネクタを抜いて交換する

CMOS電池は両面テープで貼り付けられています。元のように両面テープを使い固定しましょう。

逆の手順で組み立てる

CMOS電池の交換後は、逆の作業手順でパソコン本体を組み立てなおします。

  • パームレストは手前側がハマりにくいので注意しながら取り付けます。
  • キーボードは本体にキーボードの上側を差し込んでから、全体を手前に引く感じで取り付けます。
  • 取り付けネジは7本です。無くさないように注意しましょう。

CMOS電池交換後にBIOS設定を行う

CMOS電池(バックアップバッテリー)を交換すると、日付と時刻がリセットされます。

BIOSの設定画面から現在の日付と時間を再設定します。

電源を入れてBIOS設定画面を起動

X230 は、本体の電源を入れた直後にF1 キーを連打するとBIOS画面が起動します

Date/Timeの設定

起動したBIOS画面の「Main画面」から右矢印 を2回押し「Date/Time」の画面に移動します。

現在の日付・時間を入力します。

System Date 月/日/西暦 System Time 時/分/秒

日付と時刻の入力が終わったらF10 (Save and Exit)を押して[Yes]を選択すればBIOS設定の完了です。

本体が再起動されます。日付と時間の確認しましょう。

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CMOS電池の交換は安くて簡単作業

ブログ用に写真を撮りながらの作業でしたので少し時間はかかりましたが、通常なら15分もあれば出来るんじゃないでしょうか。

Lenovo製のパソコンの良い所は、今回の様に最初から部品交換できるように作ってあることだと思います。
裏面のネジ位置などは親切に簡単なイラストが書いてあります。

他のメーカー製パソコンは分解するのが大変ですし、メーカー保証もなくなってしまいます。

Lenovoはマニュアルもしっかりしていて、いつでもネットで閲覧できます。

少しでも長く安心してパソコンを使うには、部品も安価で作業も簡単なので、CMOS電池交換をおすすめします。

以上、Lenovo ThinkPad X230 CMOS電池交換と分解手順の紹介記事でした。

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