【Lenovo】Checking Media Presence が発生したときのBIOS設定

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Windows 10 アップデート後からPCを起動させると黒い画面で「Checking Media Presence…」と表示されるようになった。

しばらくそのまま(3分程度)にしておくとWindows は問題なく起動するので仕方なく使っている。

このような相談を受けました。

PC起動後の黒画面表示はびっくりしますが、今回のエラー内容はBIOSの起動ドライブの設定が問題のようです。

そこで、この記事ではLenovoでのBIOS設定画面での設定変更をし、黒い画面で「Checking Media Presence…」のエラーが発生しない設定方法を紹介します。

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Lenovo のBIOS設定画面

「Checking Media Presence…」のエラーはBIOSの設定を変更すれば解消できます。

起動ドライブの順序が「IPv4」や「IPv6」のネットワークドライブに変更さたために起こるエラーなので、通常のPCでは起動ドライブの順序をHDDやSSDに変更することでエラーは解消されます。

しかし、Lenovoの場合には起動ドライブの順序を変更するのではなく、「IPV4」や「IPV6」を無効にすることでエラー画面を回避できるようになります。

なお、LenovoのBIOS画面は一般的なPCと違い、どの設定を変更すればいいのか少し解りずらくなっていますので解決方法を画像を使って紹介します。

Lenovo Checking Media Presence エラーの解除方法

checking media presence のエラー表示画面

Lenovo PCで「Checking Media Presence…」エラーの解除方法を

の順で紹介します。

BIOSの設定画面がすでに表示できているのであれば、BIOSの設定変更 から設定を行ってください。

Winodws 10 の起動状態からBIOS設定画面を表示させる

PC起動時にファンクションキー(F2)からBIOS画面を表示させることができますが、この記事ではWindows 10 の起動状態からBIOS画面を表示させる方法を紹介します。

URL >> Lenovo公式 推奨するBIOSの起動方法

  1. 画面左下のWindowsアイコンをクリック、またはWindowsキーを押します。
  2. 表示されるメニューから 設定(歯車)をクリックします。
Windowsアイコンをクリックして設定を選択する

「設定」画面が表示されるので「更新とセキュリティ」をクリックします。

設定画面から更新とセキュリティを選択する

「更新とセキュリティ」の左メニューから「回復」をクリックします。

回復を選択する

「回復」画面右の「PCの起動をカスタマイズする」から「今すぐ再起動」をクリックします。

PCの起動をカスタマイズするから今すぐ起動を選択する

再起動後に「オプションの選択」画面が表示されます。

トラブルシューティング」をクリックします。

オプションの選択画面からトラブルシューティングを選択する

「トラブルシューティング」の画面が表示されます。

詳細オプション」をクリックします。

トラブルシューティングの画面から詳細オプションを選択する

「詳細オプション」の画面が表示されます。

UEFIファームウェアの設定」をクリックします。

詳細オプションの画面からUEFIファームウェアの設定を選択する

「UEFIファームウェアの設定」画面が表示されます。

再起動」のボタンをクリックします。

UEFIファームウェアの設定画面から再起動ボタンをクリックする

再起動後にBIOSの設定画面が表示されます。

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Lenovo BIOS画面での設定変更方法

BIOSの設定画面から、 画面上部の「Devices」タブをクリックします。

表示されたメニューから「Network Setup」を選択してEnterキーを押します。

BIOS画面からDevicesタブを選択しNetwork Setup を選択する

表示されたメニューから

  • 「PXE IPv4 Network Stack」を「Enabled」から「Disabled
  • 「PXE IPv6 Network Stack」を「Enabled」から「Disabled

に変更します。

「PXE IPv4 Network Stack」を「Enabled」から「Disabled」
「PXE IPv6 Network Stack」を「Enabled」から「Disabled」
「Enabled」から「Disabled」への変更方法

「PXE IPv4 Network Stack」または「PXE IPv6 Network Stack」の項目を選択した状態でEnterキーを押します。

「Enabled」と「Disabled」の選択画面が表示されるので「Disebled」を選択してEnterキーを押しま

PXE IPV4 Network Setup から Disebledを選択する

選択した2つの項目は「Disabled」に変更されます。

選択した項目がDisabledに変更される

変更したBIOSの設定を保存

「IPv4」と「IPv6」の設定が終わったら F10キーを押します。

Save & reset」が表示されます。

Yes」を選択してEnterキーを押すとBIOS設定が完了し保存されます。

Save&reset の画面からYesを選択する

Windows が再起動します。

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Checking Media Presence はBIOS設定を変更

>> Checking Media Presence……
>> Media Present……
>> Start PXE over IPv4 on MAC: ##

>> Checking Media Presence……
>> Media Present……
>> Start PXE over IPv6 on MAC: ##

黒画面で上記のようなエラー表示が発生した場合には、起動ドライブがネットワークデバイスから機動する設定になっていると表示されます。

ですので、ネットワークドライブをチェック後(3分程度)にHDD/SSDなどの起動ドライブからWindows が機動するという感じです。

通常ならば起動ドライブをシステムの入ったHDD/SSDなどの順に設定を変更すれば解決します。

ですが、Lenovo のPCではBIOS画面から起動ドライブの変更をどこでするのかわからない状態でした。

そこで、BIOSの「Network Setup」から「IPv4」と「IPv6」を無効(Dsabled)に変更することで対応しました。

以上、Lenovo のPCでChecking Media Presence が発生したときのBIOS設定方法の紹介記事でした。

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