EPOS Sennheiser GSX1000 のWindowsのサウンド設定方法と、PCの起動時にGSX1000の電源が入らない(起動しない)場合の対処方法を紹介します。
GSX1000 はPCの電源投入と投入と同時に起動しますが、ファームウェアのバージョンが最新でないとGSX1000 が同時に電源が入らない症状が出ることがあります。
この場合、GSX1000 のファームウェアをアップデートすることで解決しますので記事内の「EPOS/Sennheiser GSX1000 ファームウェアのアップデート」を参考に対応して下さい。
GSX1000 のファームウェアをアップデート後には、サウンド設定が初期状態になる事がありますので「EPOS/Sennheiser GSX1000 サウンド設定」の方法で初期設定をもう一度行いましょう。
EPOS/Sennheiser GSX1000 サウンド設定
Windows10 での GSX1000 のサウンド設定の手順を紹介します。
サウンド 設定画面の表示
- 画面右下のタスクバーから「スピーカー」のアイコンを右クリックします。
- 表示されたメニューから「サウンド」をクリックします。
再生:規定のデバイス を設定
- 「サウンド」の画面が表示されるので「再生」タブを選択(クリック)します。
- 再生デバイスの一覧から スピーカー「GSX 1000 Main Audio」をクリックします。
- 「既定値に設定」のプルダウンメニューから「既定のデバイス」を選択(クリック)します。
緑色の「✔」マークが付いて「規定のデバイス」として認識されました。
規定の形式 を設定
1.プロパティ画面の表示
- 設定した規定のデバイス スピーカー「GSX 1000 Main Audio」を選択(クリック)します。
- 右下の「プロパティ」ボタンをクリックします。
2.規定の形式 を設定
「スピーカーのプロパティ」画面が表示されます。
- 「詳細」タブを選択(クリック)します。
- 「規定の形式」から「16ビット、48000Hz(DVDの音質)」を選択(クリック)します。
- 「OK」ボタンをクリックします。規定の形式設定が完了です。
7.1サラウンド の設定
スピーカーのセットアップ 画面の表示
- 再生デバイスの一覧から スピーカー「GSX 1000 Main Audio」を選択(クリック)します。
- 左下の「構成」ボタンをクリックします。
7.1 サラウンド の設定
「スピーカーのセットアップ」画面が表示されます。
- 「オーディオチャンネル」の一覧から「7.1サラウンド」を選択(クリック)します。
- 「次へ」ボタンをクリックします。
「構成のカスタマイズ」画面が表示されます。
特にスピーカーを減らす必要がない場合は設定は必要ありません。
「次へ」ボタンをクリックします。
「フルレンジスピーカーの選択」画面が表示されます。
特にスピーカーを減らす必要がない場合は設定は必要ありません。
「次へ」ボタンをクリックします。
「構成の完了」画面が表示されます。
「完了」ボタンをクリックすると設定が完了します。
再生:規定の通信デバイス の設定
- 再生デバイスの一覧から Headset Earphone「GSX 1000 Communication Audio」をクリックします。
- 「既定値に設定」のプルダウンメニューから「既定の通信デバイス」を選択(クリック)します。
緑色の「✔」マークが付いて「規定の通信デバイス」として認識されました。
「OK」ボタンをクリックすれば設定完了です。
録音:規定のデバイス を設定
- サウンドの画面から「録音」タブを選択(クリック)します。
- 録音デバイスの一覧から マイク「GSX 1000 Communication Audio」を選択(クリック)します。
- 「既定値に設定」を選択(クリック)します。
- 「OK」ボタンをクリックすると設定は完了です。
EPOS/Sennheiser GSX1000 ファームウェアのアップデート
Senheiser GSX1000が起動しない
PCを起動したときにGSX1000が同時に起動しない(電源が入らない)症状が発生することがあります。
対処方として、PCとGSX1000を接続しているUSBケーブルを抜き差しすることで接続できるようになりますが毎回行うのは少し面倒ですよね。
そこで解決方法です。GSX1000 がPC起動時に接続できない症状は、GSX1000 のファームウェアをアップデートすることで解決できます。
一度だけ設定すればいいので必ずファームウェアはアップデートしておきましょう。
Sennheiser GSX1000 のファームウェアをアップデートする
Sennheiser GSX1000 のファームウェアをアップするためのソフト(Sennheiser_Updater)をダウンロードし、インストール後にソフトをつかってファームウェアのアップデートを行います。
Sennheiser_Updater のダウンロード > インストール
GSX1000 のファームウェアのアップデート用ソフト(Sennheiser_Updater)は 公式サイト(GSX1000関連ファイル)で入手します。
EPOS公式サイトのGSX1000関連ファイルの「ダウンロード」から「Sennheiser_Updater_v3.2.7902.exe」をクリックするとファイルがダウンロードされます。
Sennheiser_Updater のインストール
公式サイトでダウンロードしたファイル「Sennheiser_Updater_v3.2.7902.exe」を実行します。
使用言語の選択画面が表示されますがソフトは日本語対応されていませんので、そのまま「English」で「OK」ボタンをクリックします。インストールが開始します。
インストールの確認画面が表示されるので「Next」をクリックします。
「I accept the terms inn the license agreement.」にチェックを入れて「Next」ボタンをクリックします。
Windowsのスタートアップの登録の確認画面が表示されます。
スタートアップの登録は必要に応じて「✔」を入れましょう。
「Install」ボタンをクリックするとインストールが再開します。
インストールの完了画面が表示されます。
「Finish」ボタンをクリックするとインストールが完了し、Sennheiser_Updater が起動します。
Sennheiser_Updater でアップデートする
Sennheiser_Updater が起動していない場合には起動させてからの操作になります。
- Sennheiser_Updater の画面左上の「Options」をクリックします。
- 表示されたリストから「Check for updates」をクリックします。
現在のファームウェアのバージョンやアップデート情報のチェックが開始します。
(しばらく時間がかかります。)
しばらくすると、GSX1000 Main Audio のファームウェアの情報が取得されます。
画面には現在のバージョン(Current Version)と最新のバージョン(New Version)が表示されます。
私のGSX1000 は以下のバージョンでした。
Current Version (現状) | 5.23.37.0.844 |
New Version (最新) | 5.23.37.105.845 |
GSX100 Main Audio には New Version が存在しますので、左の▢に ✔ を入れ「Update Slected」ボタンをクリックします。
アップデートの確認画面が表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
「すべての通話を終了する」という確認画面が表示されるので「はい」ボタンをクリックします。
GSX1000 のファームウェアのアップデートが始まります。
ファームウェアのアップデートが開始されたらPCの電源を落としたり、GSX100とPC間のUSBケーブルを抜くなどの事がないようにしましょう。GSX1000が正常にアップデートされないだけでなく故障の原因にもなります。
ファームウェアのアップデートに成功すると以下の画面が表示されますので「OK」ボタンをクリックします。
GSX100 を再接続してバージョンを確認するように表示されます。
「OK」ボタンをクリックするとファームウェアのバージョンアップは完了です。
ファームウェアのアップデート後に、PC と GSX1000 間のUSBケーブルを抜き差しします。
GSX1000 は再起動され、ファームウェアのアップデートが有効になります。
GSX1000 のファームウェアのバージョンを確認する
Sennheiser_Updater を起動させ、GSX1000 のファームウェアがバージョンアップできているか確認してみましょう。
Current Version が「5.23.37.105.845」と変更になっているので、ファームウェアのアップデートが成功しています。
GSX1000 のファームウェアの最新バージョンを確認する
GSX1000 のファームウェアは今後もバージョンが上る可能性があります。
現在のファームウェアのバージョンが最新のものなのか確認してみましょう。
- Sennheiser_Updater の画面左上の「Options」をクリックします。
- 表示されたリストから「Check for updates」をクリックします。
ファームウェアのバージョンやアップデート情報のチェックが開始します。
(しばらく時間がかかります。)
最新のファームウェアがインストールされている場合には以下のような画面が表示されます。
もし、最新でない場合にはファームウェアのアップデートをおすすめします。
Windows のサウンド設定を確認する
GSX1000 のファームウェアをアップデートした場合、Windows のサウンド設定がリセットされてしまう事があります。
ファームウェアのアップデート後にはWindows のサウンド設定を確認しておきましょう。
GSX1000 電源が入らないときはファームウェアのアップデート
PCの電源投入と同時にGSX1000 の電源が入らない場合には、GSX1000のファームウェアをアップデートすると解決します。
ファームウェアのアップデート後にはGSX1000を再起動すると新しいファームウェアが有効になります。また、PCのサウンド設定が初期化されている場合がありますので確認しておきましょう。
以上、EPOS/Sennheiser GSX1000 初期設定とアップデート方法の紹介記事でした。
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